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「LINKS―菊畑茂久馬」と《ルーレット》―戦後美術史の中の菊畑茂久馬
菊畑茂久馬さんを偲んで(1)
菊畑茂久馬さんを偲んで(2)
菊畑茂久馬さんを偲んで(3・完結編)
アーティスト・トーク 第14回 菊畑茂久馬(画家)|収録日2008年1月18日(English Subtitles)
青森県立美術館「コレクション展2025-1 空想のゲリラたち-1960年代のアートへ/から」
会場:青森県立美術館
会期:2025.4.19 – 7.13
展示作品:《ルーレット》1964年
いわき市立美術館「日本現代美術の開拓者たち」
会場:いわき市立美術館
会期:2025.4.22 – 10.19
展示作品:《植物図鑑 二》1965年
兵庫県立美術館「ベスト・オブ・ベスト2025」
会場:兵庫県立美術館
会期:2025.4.24 – 12.14
展示作品:《奴隷系図-円鏡による》1962年
広島市現代美術館「コレクション展2025-I」
会場:広島市現代美術館
会期:2025.4.26 – 8.24
展示作品:《天河 七》1997年
板橋区立美術館「館蔵品展 あの時の風景(特集展示 あの風景を見つめる目)」
会場:板橋区立美術館
会期:2025.4.26 – 6.15
展示作品:《奴隷系図》1962年
東京都現代美術館「開館30周年MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」
会場:東京都現代美術館
会期:2025.4.29 – 7.21
展示作品:《ルーレット》1963年
福岡を陣地に、
自前の「絵画」を目指した
画家の軌跡を追う。
福岡を拠点に、独自の画風を築き上げた画家・菊畑茂久馬が2020年に亡くなってから5年が経ちます。没後5年という節目の年、当団体は菊畑茂久馬の作品を所蔵する美術館のご協力を仰ぎ、「LINKS – 菊畑茂久馬」と題した企画を立ち上げました。
これは、この1年ほどの間、各美術館所蔵の菊畑作品を各館主催の展覧会の中で展示していただき、その情報を横断的につないで発信するものです。菊畑茂久馬の作品を通してそれぞれの美術館がつながる、それをLINKSと名付けました。
期間中、当団体は、菊畑茂久馬とはどんな人物だったのかについて深く知るためのイベントなども企画していきます。
日本の現代美術史の中で独特の位置を占めている彼の足跡と作品を今一度確認し、再評価のきっかけとするための試みです。
九州に生まれ、育ち、生涯そこで暮らし、「戦後」という時代を見つめながら「絵画」とは、「絵描き」とは何か、と問い続けた画家の生きざまを、ぜひ知ってください。
一般社団法人 菊畑茂久馬美術青家協会
代表 菊畑拓馬
「コレクションハイライト」
会期:2024.6.13-2025.6.1|場所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
「空想のゲリラたち-1960年代のアートへ/から」
会期:2025.4.19-7.13|場所:青森県青森市安田字近野185
「日本現代美術の開拓者たち」
会期:2025.4.22-210.19|場所:福島県いわき市平字堂根町4-4
「ベスト・オブ・ベスト2025」
会期:2025.4.24-12.14|場所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
「コレクション・アラカルト」
会期:2025.4.24-6.29|場所:高知県高知市高須353-2
「コレクション展2025-I」
会期:2025.4.26-8.24|場所:広島県広島市南区比治山公園1-1
館蔵品展 あの時の風景(特集展示 あの風景を見つめる目)
会期:2025.4.26-6.15|場所:東京都板橋区赤塚五丁目34番27号
「開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」
会期:2025.4.29-7.21|場所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
コレクション展 第Ⅰ期
会期:2025.6.28-8.29|場所:福岡県福岡市中央区天神5丁目2-1
「2025年度コレクション展2」
会期:2025.7.5-9.28|場所:香川県高松市紺屋町10番地4
「所蔵作品展 MOMATコレクション」
会期:2025.7.15-10.26|場所:東京都千代田区北の丸公園3-1
「菊畑茂久馬展」
会期:2025.9.2-11.3|場所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
「コールマイン未来構想Ⅱ」
会期:2025.12.7-2026.2.1|場所:福岡県田川市新町11-56
「没後5年 菊畑茂久馬」
会期:2026.1.16-4月上旬|場所:長崎県長崎市出島町2番1号
「没後5周年 菊畑茂久馬展」
会期:2026.1.24-2.15|場所:徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内
「コレクション展Ⅲ 特集 没後5年 菊畑茂久馬」
会期:2026.1.31-5.6|場所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21番1号
「没後5年 菊畑茂久馬展」
会期:2026.2.5-5.10|場所:福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
「線表現の可能性」
会期(終了):2024.11.2-2025.1.26|場所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
「look@コラージュ」
会期(終了):2025.1.25.-2.16|場所:徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内
「足利市立美術館所蔵・浅川コレクション 夢を追いかけた“前衛”の鼓動」
会期(終了):2025.1.4-2.24|場所:愛知県碧南市音羽町一丁目1番地
「没後20年 東野芳明と戦後美術」
会期(終了):2025.1.25-4.6|場所:富山県富山市木場町3-20
「コレクション展第III期」
会期(終了):2025.2.18-4.13|場所:福岡県福岡市中央区天神5丁目2-1
「所蔵作品展 2024年度 Ⅲ “Z”と呼ばれる時代」
会期(終了):2024.11.30-2025.4.20|場所:徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内
「瀧口修造コレクションⅣ」
会期(終了):2025.2.13-4.15|場所:富山県富山市木場町3-20
1935年長崎市に生まれ、1944年以降福岡市に在住。絵画を独学。1957年結成の前衛グループ「九州派」の主要メンバーとして活動し、1960年代は《ルーレット》を始めとする前衛的な作品群で国内外の注目を集め、新進の現代美術作家として期待されながら、60年代後半から一転“沈黙の時代”に入り、本人曰く「絵画の愉悦に抗いながら」福岡市郊外に蟠踞し、オブジェを作っては壊す日々を過ごす。その間、筑豊の炭鉱画家・山本作兵衛や戦争記録画の研究を行い、著書『フジタよ眠れ』等を刊行した。
1983年、満を持して大作シリーズ《天動説》で絵画に復帰し、以降《月光》、《月宮》、《海道》、《海 暖流/寒流》、《舟歌》、《天河》をシリーズとして制作。そして2011年以降に発表した《春風》、《春の唄》では、明るい色調で新境地を見せた。2020年、福岡市で逝去。
作品は、国内の主要美術館に所蔵されている。
1964年
福岡県立美術館蔵
1974年
1974年
1986年
1993年
2010年
福岡市美術館蔵
企画:一般社団法人菊畑茂久馬美術青家協会
企画アドバイザー:山口洋三(オフィスゴンチャロフ)
「LINKS―菊畑茂久馬」の企画内容に関するお問い合わせ:
一般社団法人菊畑茂久馬青家美術協会 LINKS担当 メール:links.kikuhata2025@gmail.com